トップページに戻る

『生活教育』の灯を燃やし続けるために
 ―生活教育誌の隔月刊移行、値上げ措置へのご理解とご協力の訴え―


2019年8月23日
日本生活教育連盟常任委員会
                   委員長・行田稔彦 編集長・堀江理砂


 今、学校は学テ体制で競わされ、スタンダードとゼロトレランスの教育で閉塞状態に陥っています。一番苦しんでいるのは子どもです。今、子どもの希望を拓く教育の実現が強く求められています。
日本生活教育連盟の機関誌『生活教育』は1960年に創刊され、幾多の出版の危機を乗り越え、今年9月号で850号となりました。日本の教育の病理現象が危惧される中で、「ゆたかな子どもを育てる父母と教師の交流誌」としてまっとうな教育と子育ての取り組みを掲載し、希望の道を提示し続けてきています。日本生活教育連盟は2018年に結成70周年を記念して、直近の10年間に『生活教育』に掲載された教育実践の蓄積をもとに『希望をつむぐ教育』を発刊し、教育関係者、学生、並びに父母のみなさんから共感の声をいただいています。『生活教育』は教育の交流誌であると同時に、生活教育実践研究の中軸としての役割を果たしてきています。
 しかし、ここ数年間、読者数と発行部数の減少を押しとどめることができない状態が続いてきました。内容の充実とともに読者拡大を呼び掛ける一方、自前の編集によってできる限りの経費削減をはかってきましたが、いよいよ財政的に従来通りの形態での発行が不可能な事態となりました。
 今年の日生連総会は、この事態を深刻に受け止め『生活教育』発行の岐路にあたっての方針を真剣に討議し、財政再建と継続発行をめざし断腸の思いで以下のことを決定しました。


(1)2019年10月号以降、『生活教育』を隔月刊とする。
(2)2020年4月号から版を大きくし(A4〜B5版)、誌面の内容・構成をリニューアルする。
(3)経費削減と誌代の値上げ、読者の拡大によって財政再建を図る。


 総会では、年度途中での「隔月刊移行」と「値上げ」問題について、読者の信頼を失う懸念が語られ、実施に当たっては信頼を損なわない措置をとることを含めて決定しました。
 常任委員会は、総会の意思に基づき、実施に当たって慎重に審議を重ね具体的措置を決めました。総会でだされた「年度途中値上げ」への懸念に対しては、多方面からの検討を重ね、年度途中ではなく、新年度4月号からの値上げとします。その他の具体的措置の詳細は次ページの通りです。
 『生活教育』を愛読してくださっている読者の皆様にはまことに申し訳ない発行形態の変更です。心から謝罪し、ご理解をお願い申し上げます。同時に、今後の隔月刊並びに新版『生活教育』の購読と読者拡大へのご協力をお願いします。
 常任委員会は、今後、安定的な発行を支える基金の創設をはかります。昨今の教育混迷の時代の中で「ゆたかな子どもを育てる教育」を実現するために、何としても『生活教育』の灯を燃やし続けたいと強く思っています。よろしくお願いします。

--------------------------

 定期購読されている方は、差額の対応ご希望についてこちらもお読み下さい→「隔月刊行への変更に伴う具体的措置と手続きついて」 

20190924up