2010年 日本生活教育連盟第62回夏季全国研究集会 in 大阪 7月31日から8月2日

 =インターネット概要版=

大阪大会のページに戻る

  ※ さらに詳しい案内は→pdf版

  ■主   催  日本生活教育連盟 第62回日生連夏季全国研究大阪集会実行委員会

  ■後   援  大阪府教育委員会 堺市教育委員会

  ■研究主題  「今を子どもとともに生きる」 なかまとつながり いのち輝く学びを

  ■日  時   2010年7月31日(土)〜8月2日(月)

  ■研究会場

   7/31と8/1 大阪府立大学 〒599-8531 堺市中区学園町1番1号

   8/2 千代田高校  〒586-8577 大阪府河内長野市楠町西1090

大阪で学び合いましょう つながり合いましょう  日本生活教育連盟第62回夏季全国研究集会実行委員長・大阪教育大学教授 久

 日本生活教育連盟(日生連)は、1948年にコアカリキュラム連盟として発足して以来、民間教育研究サークルの草分け的な存在として実践・交流・研究を重ねてきました。手弁当で、理論と実践をしっかり結びつけて、そして自由闊達に、生活教育を中心に探究してきました。毎年、夏季全国研究集会を各地で重ね、数えれば、今年で62回目を迎えます。

 今年の研究集会は、大阪で開催することとなりました。大阪の実行委員会が主催するのは、4回目になります。全国のみなさんにつどっていただき、大阪でゆっくりていねいに学び合い、つながりあえるよう着々と準備しておりますので、どうぞ多くの方々にご参加いただけますようお願い申し上げます。

 いま、子どもたちが背負っている現実はたしかに重く厳しいものがあります。虐待、ネグレクト、マルトリートメント、貧困、遊びや教育の商品化、暴力、競争など、枚挙に暇がないほどの世界に投げ込まれています。しかし、だからこそ、生活や学びのなかで仲間とつながり、仲間とつながるなかで生活と学びの主体として子どもを育て、生きる力を育む実践が豊かに繰り広げられています。大阪集会では、「つながる」、「学ぶ」、「生きる」をキーワードに、こうした各地の実践を交流し合いたいと思っています。また、今集会では、大阪で輝いている高校生の登場や、文化と生活を子どもとともに創造する学童保育の取り組みとの連携も企画しました。是非聞いてみたいと思われている各講師の講座ともども、ご期待下さい。

 日頃の実践を交流し、悩みも語り合い、若い教師もベテランも、そし保護者もあらためて教育への希望に確信がもてるような集会にしていきたいと思っています。大阪でお会いできることをこころより楽しみにしています。

○ 開会全体会 7月31日(土)13:00〜15:45

   ●13:00 開会のごあいさつ

   ●13:10 文化行事「ぼくたち堺っ子のハーモニー」 元気な子どもたちが舞台に出演します。

   ●現地基調実践報告「虫からひろがる学びの世界」本郷佳代子(吹田市立小学校教諭)

   ●記念講演「思春期を見通した子育て教育 子どもと大人の“ねがい”をつなぐために」 廣木克行(千代田学園園長)

○ 生活教育講座 7月31日(土)10:00〜12:00

  * 「生活教育」とは      行田稔彦(和光学園校長会代表/日生連委員長)

  * 子どもと深める命の授業      金森俊朗(北陸学院大学教授/日生連拡大常任委員)

  * 学ぶ意欲を育てる算数の模擬授業  渡辺恵津子(埼玉県公立小学校教諭/日生連研究部員)

  * 特別なニーズを持つ子どもと教育  竹沢清(中部学院大学非常勤講師/日生連拡大常任委員)

  * 高校生発 学ぶ権利を考える    大阪の高校生に笑顔を下さいの会OBOG

  * 子どもも先生も楽しい地域学習  小松清生(堺市立東浅香山小学校)

  * 学童保育の実践に学ぶ 学校と学童がつながるために  葉杖健太郎(学童保育指導員専門性研究会事務局長)

○ 実技実践講座 7月31日(土)16:00〜18:00

  * 子どもと楽しむ手作り(工作と染物) 本郷佳代子・海野万万恵(日生連大阪サークル)

  * 竹でおもちゃを作る         友田章二郎(吹田竹遊び塾塾長)

  * 子どもと劇づくりを楽しむ      松本喜久夫(日本演劇教育連盟)

  * 教室で楽しむ手品          内海寛治(堺市小学校教員)

  * 作って飾ろうユニット折り紙 子どもの手指のしなやかさを育てる  札内敏朗(太子橋第一学童)

  * 民舞 岸和田だんじりの踊り「けやきのかみ」を踊ろう  池田達之(堺市立八上小学校)

  *「紙芝居と小話」を楽しもう       野間成之(のまりん紙芝居劇場代表/日生連拡大常任委員)

○ 分科会 8月1日 9:30〜12:00、13:00〜18:00 8月2日 9:30〜11:00

分科会

分科会の研究テーマと予想される討議の柱

世話人(太字は代表)
1 ことばと教育

子どもが求める読み・書きの力

 *豊かな「ことばの体験」をつくる入門期・低学年の学習

 *子どもの学びを拓く「読み」「書き」の学習

 *表現から読みとる現代の子どもたちの世界  

 *現代の子どもの生活や意識と切り結ぶ作品の紹介とその検討

本谷 宇一  野間 成之

金田一 清子  鎌倉 博

河瀬 照代  桑原 英代

近藤  秀子  川崎 陽一

2 算数・数学

子どもと拓く算数・数学

 *学びを作り出す基礎基本の力とは何か

 *子どもとともに算数・数学の学びを創る

 *学びあいの中での認識の変化

 *生活と算数の結びつきと教育課程

 *学びを作り出す指導法と教具

 *確かな学びと少人数指導のあり方

関 忠和   行田 稔彦

増島 高敬   渡辺 恵津子

長谷川 京子  本郷 佳代子

稲打 八郎   入沢 雅代

儀間 奏子  石川 義人

3 社 会 科

子どもと共に社会を学び希望を育む

 *その実践で子どもが知りたいこと・学びたいこと

 *討論・交流の場の設定と共通課題・個人課題の誕生

 *実践で生まれた学びと生きる喜び・希望

 *子どもの主体的な学びを支える教師の指導性

金森 俊朗  外山 英昭

外山 不可止   松村 一成

田所 恭介   北川 茂

加藤 博之   杉見 朝香

徳水 博志   下鳥 孝

自然と科学・技術・産業

新しい社会・地域・生活をつくる「自然と科学・技術・産業」の教育

 *日常生活の中で萌生する《自然と科学・技術・産業》への関心の活用

 *理科・数学・技術科などトリタテた教科での《自然と科学・技術・産業》(国語科・社会科なども含む)

 *新しく生まれつつある社会=共生経済との関連(地域づくり)

 *大学の教育や最先端の研究とのつながり(科学の系統性)

 *科学的概念とあそび・生活の中でつけた力(発達構造との関連)

田辺 基子   松本 達郎

伊東 裕子

生活科と総合学習

学び合う「価値」と「喜び」を実感できる生活科と総合学習を拓く

 *仲間や文化・科学とつながり、生き活きした学び合いを創る生活科・総合学習〜「価値ある学び」を育む「ひと・もの・こと」との出会いを探る

 *「いまを生きる」子どもたちの“智”を拓く生活科と総合学習〜「いのち」「平和」「人権」「環境」「共生」を育む実感ある学びの探求

 *豊かで確かな人格形成をめざす生活科・総合学習の教育課程づくりの探求〜「地域」「生活」に根ざした“学び合い”の創造と“ほんと”の道徳性の探求

小川 修一   曽根 啓維

藤原 共子   金馬 国晴

野上 ゆみ子   栗原 伸

和田 仁    谷保 裕子

齋藤 忍    村越 含博

異文化・国際理解教育

多文化・多言語の学び合いと国際交流を通じて共生文化の主体に育つ

 *アイヌ文化、琉球文化、世界の○○文化と出合う教育実践から教育課程づくりへの道筋を考える

 *韓国・中国などアジアとの交流を通じて共生文化の主体はいかに育つのか

 *「外国語活動」としての英語教育の実態と課題を確認する

 *アメラジアン、日系ブラジル人、在日外国人、帰国子女等の子どもの生活現実から学び合いを立ち上げる

田村 真広   高田 哲郎

大滝 修     長堂 登志子

迫田 実     北川 茂

音楽の教育

生活に根ざしつながり合える楽しい音楽教育を目指して

 *音楽教育をめぐる問題点と現状

 *楽しく気持ちよく歌える歌唱・合唱教材

 *わらべうたから始まる音楽教育

 *あそびながら心を育てるうたあそび教材

繁下 敏子   宮武 孝太
小学校の生活指導

親と子と教師が「安心・自信・自由」で繋がれる学級・学校

 *「不登校・登校拒否・いじめ・暴力」等に見られる子どもたちの疎外状況を克服する指導

 *「荒れる子」「キレる子」の内面と背景を大切にした生きる意欲を育てる集団づくり・文化活動

 *父母・地域の人々との共同による学級・学校づくり

 *子どもと教師が本音を出し合い、遊び心で繋がれる学級・学校づくり

伊藤 邦夫  宮城 アケミ

木村 瞳    小林 幸一

木村 久男   三上 泉

阿部 賢

幼年教育と

小学校入門期の教育

幼年期の発達を保障する教育は

 *幼年期に体験させたい豊かな自然とのかかわりや人とのつながり

 *五感をはたらかせ、ゆたかな体験からことば・表現を育む(話し言葉、書き言葉、伝え合う言葉や表現)

 *このごろの子ども、生活、親、地域の実態と、共に課題を克服する手立て

 *小学校入学前教育と入学後の教育の関連・連携

中河原 良子  山田 隆幸

片岡 隆之    永田 都

久保 咲子    廣野 梢

小川 信子

10 中学・高校・大学教育

中高生の発達・学力課題は

 *思春期の子どもたちの実態を明らかにする中で、私たちがめざす学力の中身や発達課題を明らかにしよう。

 *つながり合い・支え合う子ども集団・学級集団づくりを探っていこう

 *子どもの参加と自治による学校づくりを探っていこう

 *教職員の協力体制で職場の教育力を高めよう

浦島 清一   三村 和則

両角 憲二   木村 勝保

鈴木 恵子   寄藤 正

早野 宏樹

11 障がい児教育

生活と学習の主体者を育てる障がい児教育

 *子どもをどうとらえるか(「問題行動」と子どもの内面理解)

 *教育内容をどうつくるか(基礎的日常的な生活活動/科学や文化の学習/文化集団活動)

 *「特別支援教育」の流れの中で、学級・学校・父母集団・地域をどうつくるか

竹沢 清    岸 康裕

内藤 良一   竹田 一博

加藤 登美子  井関 美季

12 能力・発達と評価

子どもたちの学びをとらえるまなざし〜多様な実践に見る教師のみとり

 *学習指導要領等の諸制度の改革と発達と評価をめぐる新たな課題を共有する

 *子どもの学びに迫り得たいくつかの実践報告をもとに教師の評価観・子どもの能力観を検討する

 *生活教育実践史における教師による子どもの学びのとらえやみとりを改めて振り返る

藤本 和久   古沢 常雄

前田 賢治   横田 文夫

横山 尤子   本田 功

原田 宏美   吉越 良平

大島 崇

13 教育と子育て

つながり合って育つ〜子ども、教師、保護者・学童指導員・地域の支え合い

 *いじめ・不登校・荒れ・少年事件・発達障害等の捉え方と取り組み

 *現代の子ども・青年の発達のゆらぎと支援のあり方

 *子どもの居場所としての学校、家庭、学童保育、地域の役割(虐待問題への対応)

 *学校と家庭、学童保育の役割を生かした実践交流や支え合いをどう図るか(援助者への支援)

 *子ども、教師、学童指導員、保護者が求めるつながりの実感と教育・子育ての目的

春日井敏之   森川 紘一

望月 彰   江口 美和子

山岡 雅博   小川 裕子

齋藤 博孝


 
○ 閉会全体会
  8月2日(月)11:30〜12:30

  ●講演「子どもの笑顔をひきだす生活教育」 久田敏彦(大阪教育大学教授・第62回夏季全国研究集会実行委員長)

  ●特別出演  千代田高校の生徒のみなさん